工学部航空宇宙学科が「東京エアロスペースシンポジウム2015」に出展しました

工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻と航空操縦学専攻が10月14日から16日まで、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された「東京エアロスペースシンポジウム2015」にブースを出展し、学生有志約10名が参加しました。このイベントは、航空宇宙学の技術や情報を発信することなどを目的に、隔年で開かれているものです。

期間中は、航空宇宙学専攻の有志で結成した「ウルトラライトスペースシステムプロジェクト」(LSSP)、「東海大学衛星プロジェクト」(TSP)と同専攻生が多く在籍するチャレンジセンター「東海大学学生ロケットプロジェクト」(TSRP)、チャレンジセンター・ユニークプロジェクト「Student Airplane Project」(SAP)が日ごろの活動をより多くの人に知ってもらおうと、教員の協力を得てブースを出展しました。

LSSPは、火星を探索することを目標に開発を進めている飛行機型探査機の翼を展示し、「軽く、なおかつコンパクトに折りたたむことができるように、風船から着想を得て製作しました」と説明しました。TSPでは人工衛星開発に向けた取り組みと、今年8月に秋田県で開催された「能代宇宙イベント」に出場した実績をポスターで展示。学生が製作したハイブリッドロケットの打ち上げに取り組むTSRPは、能代宇宙イベントで実際に打ち上げた機体「H-34」を展示するとともに、その仕組みについて説明しました。飛行機に関する技術的挑戦を学生主体で企画・立案・実行するSAPは、独自に開発した4枚の回転翼を持つクワッドコプターを紹介しながら、毎年参加している「全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」でのこれまでの成績を紹介しました。

また航空操縦学専攻では、海外留学を経てパイロットを養成する本学ならではのカリキュラムを紹介。在学生がブースに立ち、留学中の経験や学びの成果を来場者に伝えました。参加した学生からは、「専門的で鋭い質問が多く、自らの日ごろの学習や活動を振り返るきっかけになりました。今後もこのような機会があれば、積極的に参加したい」といった声が聞かれました。

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