生命化学科主催のエントリーシート対策講座を開きました

工学部生命化学科では11月10日に湘南キャンパスで、学科主催の「エントリーシート対策講座」を開きました。本格的な就職活動を前に、効果的な作成方法を学ぶ機会として実施したものです。キャリアカウンセラーの小倉環氏が講演し、約70名が参加しました。

小倉氏は最初に、学生と企業の視点から見たエントリーシート(ES)の役割を解説。学生にとっては、自分という商品を売り込むためのツールである一方、企業は自社に適合した人材を選別し、学生のオリジナリティを発見するために使っていると語りました。その上で、自己分析と企業研究の進め方を具体的に説明。最後に、自分の長所や学生時代に力を入れたこと、志望動機の3つについてのサンプル文を見ながら、良いところや改善点について学生同士で話し合うワークショップも行いました。学生からは、「講師の先生の解説がわかりやすくてとても良かった。文章の実例を交えながら集中的に書き方を学べたのも参考になりました。今日の講座で学んだことを意識しながら、自分なりのエントリーシート作りを進めたい」とのコメントが聞かれました。

就職委員の金森審子教授は、「就職活動は、相手の立場に立って自分を客観的に見直すところからスタートすると思います。今回は、自分の経験や長所をどのように具体的にアピールするかを学ぶよい機会になったことでしょう。模擬エントリーシートの添削で指摘された点を就職活動に活かしてほしいと願っています」と話しています。

工hp報「生命化学・ES講座」01.jpg

工hp報「生命化学・ES講座」02.jpg

工hp報「生命化学・ES講座」03.jpg