航空宇宙学科の学生が飛行機シンポジウムで学生優秀講演賞を受賞しました

工学部航空宇宙学科航空宇宙学専攻4年次生の三宅真亜子さんが、11月11日から13日まで愛媛県松山市で開かれた「第53回飛行機シンポジウム」の学生セッションで学生優秀講演賞を受賞しました。

三宅さんは、本学科の稲田喜信教授の指導のもとで取り組んでいる研究成果を「並走する流線型物体の間に働く流体力学的効果の分析」と題して発表。この研究は、イルカの親子が一緒に泳ぐ際に、親が子どもの斜め前に位置することで泳ぎの上手くない子どもが親に引っ張られて、楽に水中を泳ぐことができる「抱っこ泳ぎ」の謎を科学的に解明することを目指しています。学会ではこれまでの研究成果と、航空機の開発など工学分野への応用の可能性に主眼をおいて発表しました。三宅さんは、「これまで参加した学会はいずれも生物分野でしたが、今回は初めて工学分野で発表し、自分の研究をどのように評価していただけるか不安もありました。そのため高い評価を得られたことは、自分のステップアップのためにもとても良かったと思います。まだこの研究に取り組んで2年目なので、今後はさらに深化させていくとともに、学会や論文を通して成果を積極的に発信していきたい」と話していました。

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