「ものづくり学生サミットin湘南」の表彰式を開きました

工学部では1月8日に神奈川県厚木市にあるレンブラントホテル厚木で、公募型課題解決コンペ「ものづくり学生サミットin湘南」の表彰式を開きました。このコンペは、企業から出題された実務や将来に向けた課題に有志の学生グループがチャレンジすることで、ものづくりの面白さを実感し課題解決力を育成することなどを目的に昨年度から実施しているものです。今年度は13社から出された「東海大学の魅力を高める『新しい学生食堂』を考える」や「近距離無線技術を応用した“おもしろライフ”の創造」といった課題に67チーム261名が応募。表彰式では、12月に行われた成果発表会で各企業の担当者にプレゼンテーションした結果をもとに各賞が贈られました。

約180名の学生が参加した当日は、最初に吉田一也工学部長があいさつ。「資源の少ない日本では、今後付加価値を高めたものづくりが必要になる。今回参加した皆さんにはここで得た知識と経験を大切にして社会で活躍してほしい」と語りました。その後、各企業の担当者が受賞した学生を表彰。「新たなイノベーションに対して果敢に挑む姿に感動した」「新技術のさらなる可能性を感じる機会になった」「企業に務める私たち自身が、学生のころにあればよかったと思うプログラム。この経験をぜひ社会で生かしてほしい」との講評と激励の言葉が送られました。

その後の懇親会では、企業の担当者やアドバイザーを務めた教員と懇談した学生たち。「企業から与えられた課題の解決を目指すこの取り組みは、共同研究にも似たところがあると感じた。それを低学年のうちから経験できる素晴らしい機会だと思います」「自分たちの努力の結果を学外の人から厳しい目で評価してもらえるのはとても励みになる。提案書をまとめるまでの過程は意見のぶつかり合いやスケジューリング、新しい知識を自分たちで調べて得るなど初めて経験する困難が多くありましたが、他ではできない勉強になりました」と話しています。

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