工学部国際連携インターンシッププログラムを実施しました

工学部では2月19日から3月15日まで、タイ王国のモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)やモンクット王トンブリ工科大学(KMUTT)の協力を得て、「工学部国際連携インターンシッププログラム」を実施しました。大学院に進学する学生を主な対象に、国際的な視野を持って活躍できる人材の育成につなげようと2014年度から実施しているもので、7名が参加しました。

学生たちは期間中、KMITLとKMUTTの各研究室に滞在し、両大学の学生らとともに機械制御や設計、土木工学などの研究活動に従事しました。3月3日には、現地で事業を展開している日本とタイの合弁企業THAI SUMMIT PK CORPORATION LTD.を訪問。同社のスタッフから日本人とタイ人の役割分担や仕事の進め方、事業の概要について説明を受けました。

綿貫守さん(大学院工学研究科機械工学専攻1年次生)は、「東海大学の海外派遣留学プログラムを利用して留学した経験があり、貴重な体験ができると渡航前から楽しみにしていました。実際行ってみると、日本ともヨーロッパとも違う独自の文化を持っているだけでなく、学生は熱意にあふれており、視察した工場でも日本の企業とも遜色がないのではないかと思うほどによい環境が整えられているなど、タイへのイメージが大きく変わりました」と語りました。また竹浦玄さん(同)は、「タイの学生たちは勉強に対してとてもハングリーで、空き時間にも仲間と食堂などに集まってディスカッションする姿がとても印象的でした。私自身も大学で学ぶとはどういうことなのかをもう一度考えるよい機会になりました。これまではあまり感じていませんでしたが、今後は海外にも目を向けて自分の将来像を考えてもよいと感じるようになるとともに、一生懸命に勉強しているタイの人たちに負けないよう、東海大生らしさを生かしながら優秀な学生になろうと考えるようになりました」と話しています。

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