応用化学科の秋山教授と学生が「Dr.アキヤマのサイエンス教室」を開きました

工学部応用化学科の秋山泰伸教授と本学部の学生らが、子どもたちを対象とした「Dr.アキヤマのサイエンス教室」(後援=東海大学工学部)を5月5日に、横浜市・HOTEL EDIT横濱で開きました。「子どもから大人まで楽しみながら、少しだけ勉強もできる」をコンセプトに、手軽に科学の楽しさを体感できる実験を用意。学生22名がボランティアスタッフとして参加しました。

イベントでは、片栗粉と水を混ぜた液体の変化を楽しむ「ダイラタンシー現象実験」、液体窒素を使った「液体窒素体験」、ペットボトル内の気圧を変化させて雲を発生させる「雲発生装置」、重層とクエン酸を使って、色の変化を楽しむ「手作り指示薬」、水を振動させ共鳴を起こして音を発生させる「共振鍋体験」の5つの実験に挑戦。家庭や、ホームセンターで入手できる材料を使って繰り広げられる実験に、子どもだけでなく保護者も驚きの表情を見せていました。「身近なものでも”科学の楽しさ”はたくさんあります。驚きや興奮が、参加してくれた人たちのプラスになればいいなと思っています」とDr.アキヤマこと秋山教授。参加した子どもたちは、何度も実験ブースを行き来して、不思議な現象に笑顔を見せていました。

また、実験のほかにも、「参加した子どもたちに喜んでほしい」という思いから、学生たちがアイデアを出し合って、バルーンアート教室やジャグリング教室のブースも設置。学生たちは、「子どもたちの前で実験の説明をするのは緊張しましたが、いい経験になりました」、「無邪気な反応がとても新鮮で楽しかった」「『酸』というのではなく、『酸っぱい成分』と言うようにするなど、説明に使う言葉の選択肢が難しかった。いい勉強になりました」といった感想が聞かれました。

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