理科の教諭を目指す学生に向けた特別プログラムを実施しています

工学部では、応用化学科、生命化学科、原子力工学科で理科の教諭を目指す学生を対象に、特別プログラムを実施しています。学生たちが理科実験を考案し、小学生に向けて科学教室を開くためのプレゼンテーションを行うもの。コンペティション形式の活動を通じて、教育現場での活躍を目指す学生の授業立案力などを高めることが目的です。本学課程資格教育センターと連携し、今回は1年次生から4年次生まで約50名が参加しています。

学生たちは、5月のはじめから学科・ 学年を問わず7つのグループを結成し、「小学生に理科の楽しさを伝えよう」とそれぞれに実験方法を検討。5月17日と6月14日に、グループごとにプレゼンテーションを行う第一回審査会に臨みました。各チームは今後、学科の教員や他の学生から指摘された問題点について改善を図り、7月19日(火)の最終審査会に臨みます。その後、参加者全員による投票で選ばれたチームは、10月に海老名市立海老名小学校で開催される科学実験教室で、実際に子どもたち理科実験を披露する予定です。

学生たちは、「準備期間は、楽しさや安全性などを重要視しながら、企画会議や実験のリハーサルを繰り返してきました。小学生たちに理科が楽しいことを知ってもらえるよう、これからも頑張りたい」「同じ目標を持った学生と一緒に活動するのはモチベーションアップにつながります」と話しています。

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