「湘南ひらつか七夕まつり」で学生が制作した飾りが入選しました

7月8日から10日まで平塚市街で開催された「湘南ひらつか七夕まつり」に、工学部機械工学科と大学院工学研究科の有志約10名が七夕飾りを出展し、中心街の部昼の部で入選を果たしました。

今回作品を作ったのは、昨年開催された工学部の公募型課題解決コンペ「ものづくり学生サミットin湘南」に参加し、参加企業の一つである秀和ビルメンテナンスによる課題に取り組んだ学生たちです。1月に開かれた表彰式で同社の社長から「弊社の社員と一緒に実際に飾りを作って出品しましょう」と提案を受け、チームを結成。コンペで提案したアイデアをもとに、本学の特徴を伝えようと、学生と教員が多く参加するリオデジャネイロオリンピックと、教養学部の学生が考案した平塚のマスコット「ベジ太」と「あぐりちゃん」、医学部付属病院のドクターヘリをあしらった3つのデザインを考案。機械工学科の専門分野を生かして、柔道着を着たリッキーとドクターヘリが実際に動く機構を設計するなど工夫を凝らしました。また七夕飾りは、熊本地震で被害を受けた同じ大学の仲間に「応援しています」との思いも込め、メッセージをあしらいました。

5月から、秀和ビルメンテナンスの社員とともに制作を進めていった学生たち。七夕飾りは期間中、中央通りに飾られ、多くの来場者の目を楽しませていました。リーダーを務めた総合理工学研究科総合理工学専攻3年の大西康貴さんは、「製作の過程ではトラブルも多く、ものづくりの難しさや、完成したときの喜びを実感することができました。社員の皆さんとは”特選を取ろう”と話していたので、入選という結果に終わったことは残念です。でも、今年の経験は必ず生きるはず。来年もぜひ後輩たちに挑戦してもらい、特選を目指してほしい」と話していました。

【今回プロジェクトに参加したメンバー】
大西康貴さん(大学院総合理工学研究科総合理工学専攻3年次生)
竹浦玄さん(大学院工学研究科機械工学専攻1年次生)
二瓶大樹さん、柳田幸記さん、狩野泰毅さん、尾﨑拓美さん、玉田慎治さん、鈴木千勝さん、梶野瑞基さん、小澤指冴さん(工学部機械工学科3年次生)

ひらつか七夕飾り (1)_525.jpg

ひらつか七夕飾り (2).jpg

ひらつか七夕飾り (3)_525.jpg

ひらつか七夕飾り (4)_525.jpg

ひらつか七夕飾り (5)_525.jpg