医用生体工学科が「卒業生を招いてのキャリアガイダンス」を開きました

工学部医用生体工学科の3年次生と大学院工学研究科医用生体工学専攻1年次生を対象にした「卒業生を招いてのキャリアガイダンス」を7月2日に伊勢原キャンパスで行いました。これは本学科で取得できる臨床国家技士の資格を生かした仕事についての理解を深め、将来設計に役立ててもらおうと企画したものです。医療現場の他、医療機器メーカー、商社、医療機器開発会社など6企業8名の卒業生が現在の仕事内容を紹介。約70名の学生が参加し、熱心に耳を傾けていました。

最初に各卒業生が自己紹介した後、勤めている会社について仕事内容、やりがい、苦労などを語りました。学生に向けてメッセージを送る登壇者も多く、現在、GE Healthcare Japanで営業職として働いている小川春樹氏からは「病院への就職を考えている人も、一度でいいので企業への就職活動をしてみてください。視点がいろいろと広がるはずです」と語りかけました。卒業生からの話が終わると、学生から「企業で働くために大切なことはなんですか?」という質問が寄せられ、卒業生たちは「企業に入ってからどれだけ努力するか、勉強するかが大切」、「何がしたいのか、しっかり意思を持つことが重要だと思います」などと答えていました。最後に望月明教授が「挑戦する心を大切に、最初から決めつけるのではなく、さまざま視点をもつことが大切です。また何がしたいのかを考えながら、とにかく行動してみましょう」と講義を締めくくりました。

学生からは、「病院しか考えていなかったけど、企業も視野に入れて進路を考えようと思いました」「資格を生かせる場所が病院以外にもたくさんあることが知れてよかった」といった感想が聞かれました。

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