社会で活躍する卒業生によるリレー授業を開講しています

工学部材料科学科では、社会で活躍する卒業生によるリレー授業「材料科学特別講義1」を開講しています。2年次生を主な対象とするこの授業は、材料科学やものづくりの現場で活躍している卒業生の講演を通して、専門分野を社会で生かすために必要なスキルを身につけ、学生一人ひとりに自らの将来像を考えるきっかけにしてもらおうと春セメスターに開講しているものです。

7月7日には、ライフプランナーの須田淳也さん(ソニー生命保険株式会社)が講義しました。在学中の思い出や三協オイルレス工業に就職した後、ソニー生命に転職するまでの経緯を紹介し、ライフプランナーの仕事を説明。その後、実際にワークシートを使いながら、学生たちが幼少期から現在までの履歴を記入し、40歳までの人生設計を立てるワープショップも行いました。最後に、「大学生活は、自分の意識次第で今よりももっと上手に使えるはずです。どんなことでもいいので本気で何かに取り組んでください。そうすれば、20代後半からの人生が素晴らしいものになるはずです」と激励しました。

学生たちは、「自分の人生について振り返る作業がとても面白かった。さまざまな先輩のお話をうかがう中で、学生の間に一つのことを極めることが社会で戦う上で大きな武器になると感じています」、「毎日の勉強を大切にするだけでなく、将来設計をしっかり立て学んでいくことが大切なのだと実感しました。今日をきっかけに自分なりに見つめ直してみたい」と話していました。

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