建築学科が「平成28年度春セメスター総合講評会(Super Jury)」を開催しました

工学部建築学科では7月28~29日に湘南キャンパス17号館のネクサスホールで「平成28年度春セメスター総合講評会(Super Jury Program)」を開催しました。28日には各建築設計授業で取り組んできた課題の総合講評を行い、29日まで優秀作品の展示が行われました。この企画は1年次生から大学院生らが各設計授業で制作した優秀作品を一同に集め、選ばれた学生の発表を設計担当教員全員で講評するもので、学生、大学院生など約200名が参加しました。

当日は各建築設計授業の優秀作品を制作した学生たちが模型やパネルを前に、作品のコンセプトなどをプレゼンテーションし、続いて、他学年の教員が講評やアドバイスなどを贈りました。終了後には、設計論1の最優秀作品賞1名と優秀作品賞6名の表彰が行われ、各学年の指導教員による個人賞として建築関連の書籍などが贈られました。

学生たちからは、「プレゼンテーションは緊張しましたが、多くの先生の意見を聞くことができて、とても勉強になりました。さらに建築への理解を深めていきたいと思うようになりました」、「担当してもらった先生以外の話を聞いたり、他の人の作品を見たりすることで、自分の中でもっとできたなと思うことや、もっとこうしたいという構想がたくさん出てきました」といった声が聞かれました。

総合講評会のプログラムは以下の通りです。

【発表】
「建築デザイン1」(1年次生):小空間の設計~身体寸法と空間~
「建築デザイン3」(2年次生):都市のリビング〜自分の住まいの範囲は?〜/自然とすごすセカンドハウス/24×365×10〜24時間365日みんなのリビングをつくる、10人の住まいとして
「建築設計論1」(3年次生):(低層A)ハードにもソフトにもマチに開く〜架構から考える明日もまた行きたい小学校〜/(低層B)これからの公共のためのシェアハウス〜プログラムから考える双方向性公共サービスのありかたv/(多層C)グッドデザイン・ミュージアム・ギンザ〜G Mark Design Museum, Ginza〜/(多層D)ジャパン・ステーション〜Japan information station, Ginza〜
「建築設計スタジオ1」(大学院):環境建築を考える〜太陽熱利用木造乾燥施設〜/残余空間に発見する建築〜2016年度日本建築学会設計競技〜

【展示】
「住居環境計画特論」(大学院・加藤仁美):東日本大震災復興の5年間を検証する
「建築計画特論1」(大学院・山﨑俊裕):東湘南二宮町の建築・都市研究〜庭園文化と地域の魅力を活かしたまちづくりと公共施設再編整備の提案〜
「杉本洋文研究室」(大学院):南足柄市「(仮)道の駅金太郎のふる里」(プロポーザルコンペ優秀作品)、五條総合体育館(シダーアリーナ)
「吉松秀樹研究室」(4年次生):都市と建築のスキマを探せ!(日本建築学会設計競技)/釜山国際建築大展コンペ/デザインリサーチ
「渡邉研司研究室」(4年次生・大学院):聖ヨゼフ病院保存・活用プロジェクト
「西洋建築史」(学部・伊藤喜彦):西洋建築史グループ発表模型

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