付属高輪台高校SSHクラス対象の「課題実験・夏季集中コース」に協力しました

工学部では8月24、25日に湘南キャンパスと高輪キャンパスで行われた付属高輪台高校SSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)クラス2年次生を対象にした「課題実験・夏季集中コース」に協力しました。このプログラムは、本学の施設を生かした講義や実験を通して、自然科学への興味を広げ、後期の学習や3年時に行う課題研究につなげることを目的に実施しているものです。工学部からは、生命化学科や材料科学科など5学科が協力しました。

生徒たちは、春学期の授業を通じて実験の基礎的なスキルを学習し、「免疫コース」や「材料科学コース」、「化学コース」など事前に用意された8コースの中から興味のあるものを選んで事前に調べ学習をしました。24、25日の実験実習では、大学の教員による実験授業に挑戦。このうち「免疫コース」では、生命化学科の笹川昇教授が担当する「タンパク質の電気泳動とウエスタン解析」を行いました。生徒たちは大学の専門課程で学ぶこの実験に、実際に大学で使う機材を使いながら挑み、2日目には実験の学術的な意味や解析方法をレポートにまとめました。

その後、8月26日に各コースの成果を発表した生徒たち。「大学の授業で行われる実験を体験することができ、とても貴重な勉強になりました」、「抗体を用いることでタンパク質が検出できることやその方法を知るなど、理解が深まりました」、「作業が細かく、大学レベルの実験がどういうものなのかを感じることができました」と感想を語っていました。

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