「夏川崎ものつくり(食品サンプル)×化学で作る(なんちゃって食品サンプル)」を開催しました

工学部では8月28日に神奈川県川崎市のホテル「ON THE MARK川崎」で、科学体験教室「夏川崎ものつくり(食品サンプル)×化学で作る(なんちゃって食品サンプル)」(主催:ON THE MARK川崎、後援:川崎市)を開催しました。本学の教員と学生による科学教室と地元企業による体験実験を親子で楽しむことで、ものづくりの魅力を感じてもらい、将来の地域産業を担う人材の育成にもつなげようと初めて実施された催しです。

イベントでは最初に、川崎マイスターに認定されている有限会社つかさサンプルの田中司好さんが食品サンプルづくりの実演と参加者による体験教室を実施。その後、工学部応用化学科の秋山泰伸教授とボランティア学生が科学実験教室を開催しました。秋山教授らは、洗濯のりと飽和食塩水を使ってミートボールに見立てたスーパーボールや、洗濯のりにホウ酸を混ぜてメロンソーダやビール風の「スライム」の制作を指導し、また、ビールの泡も発泡ウレタンで見事に再現、参加者とともに「料理」を仕上げました。

ボランティアで参加した鈴木颯人さん(工学部応用化学科4年次生)は、「食品サンプル制作のプロの技を見るのは今回が初めてだったので、そのパフォーマンスはとても勉強になりました。また今回は、参加者だけでなく一般のホテル利用者の方も通りがかる場所で行ったのですが、注目を集めることができて、やりがいも感じました」と話していました。

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