パイロット職を希望した航空操縦学専攻の4年次生全員の就職先が決定しました

工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻の4年次生でパイロットの国家資格を取った29名全員の就職先が、8月上旬までに決定しました。エアライン各社への就職は一般の企業と異なることから、本専攻では就職担当教員が中心となってエアライン各社と相談をしながら学内での企業説明会を開催しているほか、全日本空輸(ANA)で採用担当経験のある教員による模擬面接を定期的に実施。卒業生の協力のもと、学内で在学生との交流会を開くなど充実した就職支援体制を整えています。

またパイロットとしての高いモラルを身に着けられるよう入学直後の1年次からしっかり指導しているほか、幅広い知識と就職への意識付けをする機会として学外の専門家による講義も折々に開催。2年次から3年次にかけてのアメリカ留学でライセンスを取得した後にも17号館に用意されているフライトシミュレーターを用いて操縦教員が学生たちの技術向上の取り組みをサポートしています。

同学科主任の中川淳雄教授は、「エアラインパイロットのニーズは年々高まっています。これからも、高い人間力を持ったプロフェッショナルを育てる教育をしっかりと展開していきたい」と話しています。