工学研究科機械工学専攻の大学院生が神奈川県ものづくり技術交流会でポスター賞を受賞しました

大学院工学研究科機械工学専攻1年次生の渡部雄貴さん(指導教員=工学部機械工学科・神崎昌郎教授)が、10月26日から28日まで神奈川県海老名市の神奈川県産業技術センターで開催された「神奈川県ものづくり技術交流会」でポスター賞を受賞。12月20日に湘南キャンパスで同センターの担当者から表彰状が手渡されました。この催しは、大学をはじめとする研究機関などの研究成果を発表し、研究者や技術者の交流と技術連携をうながし、新製品の開発や技術力・研究開発力の向上などにつなげることを目的に毎年開催されているものです。本学からは工学部のほか理学部と情報理工学部の学生が多数参加しました。

渡部さんは「環境調和型超小型動力源開発に向けた0.126cc 水素ロータリーエンジンの駆動実験」と題して、超小型ロータリーエンジンを水素で駆動させるための基礎研究の成果を発表しました。「まだ自立駆動はできていない段階なので、賞をいただけるとは思っておらず驚きました。研究内容をわかりやすく伝えることを重視して作ったポスターで受賞することができ、大変光栄です。今回の発表は、神崎先生や研究室のメンバーのサポートがあってのものです。今回の受賞を励みに今後もいっそう研究を進め、一日も早く水素ロータリーエンジンの自立駆動を実現させたい」と話しています。

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