生命化学科で卒業生による就職対策セミナーを開きました

工学部生命化学科では9月21日に湘南キャンパスで、東海大学卒業生による就職対策セミナー「『仕事(会社)を選ぶということ』VS『企業が採用時に考えること』」を開きました。本学科では、学生の就職活動支援に力を入れており、就職情報サイトの運営会社のスタッフによる講演会やSPI対策などの実践的な講座を開いています。今回の講演会もその一環で、アサヒ飲料株式会社技術研究所の鈴木崇士氏(工学部工業化学科(現・生命化学科)2001年度卒・大学院工学研究科工業化学専攻03年度修了)が講師を務めました。

大学院修了後に受託非臨床試験機関で新薬の研究に携わり、その後食品メーカーに転職した経験を踏まえて講演。人生の短期計画と長期計画を立てることの重要性や異業種の知識が現在の仕事で役立った事例について語り、「若い段階で何の知識が必要になるかはわからない。チャンスがある限り多くのことを学んでください」とアドバイスしました。また医薬品の開発から製品化までにはいくつものステップがあり、多くの業種がかかわっていると紹介。「一つの業界を選んでも、広い視野を持って仕事を見るようにしてください」と語りました。

続いて就職活動を進めるうえで大切にしてほしいこととして、人事採用を担当した経験をもとに、第1志望だけでなく、第2志望をしっかり考えておくことで余裕をもって就職活動ができること、企業面接の時には自分のやったこととその結果をアピールし、企業への高い意欲を持って臨むことの大切さなどについて語りました。

参加した学生からは、「企業の現場で働いている方の講演なのでとても説得力があり、参考になりました。今日学んだことを振り返りながら、今後の就職活動に生かしたい」といった感想が聞かれました。

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