「ものづくり学生サミットin湘南2018」がスタートしました

工学部の学生たちが企業から与えられた実践的な課題の解決に挑む「ものづくり学生サミットin湘南2018」が、6月8日からスタートしました。高齢社会への対応など社会が抱える問題の解決策や、よりよい生活づくりに役立つアイデアの提案を通じて、チームでのものづくりや提案力、プレゼンテーションの楽しさを知り、スキルアップにつなげようと本学部の主催で2014年度から開いているものです。今年度は6社の協力を得ています。

8日に開かれた実施説明会には、学生や教員ら110名が出席。各企業の担当者が課題の概要を説明しました。学生たちは今後、2名以上のグループを結成して興味のある課題に応募。アドバイザー役を務める教員や企業の担当者のサポートを受けながら、12月には提案書にまとめてプレゼンテーションを行い、来年1月に受賞者が決定。表彰式を行います。

説明会では大山龍一郎学部長が、「約半年という短い期間の中で、モノを調べ、アイデアをまとめ、提案するという企業における商品開発の基礎となる手順を経験することになります。やるからには、よい提案を出せるよう努力することはもちろんですが、企業の皆さんとのキャッチボールを大いに楽しんでください。皆さんの中で養われる力が必ずあるはずです」と激励しました。学生たちは、「昨年度も参加しましたが、授業ではできないよい経験が積めますし、企業の方の力を借りながら自分たちの力だけではたどり着けないような発想を得られる貴重な機会だと感じました」「昨年度参加した同級生や先輩たちがとても楽しそうにしていたのを見て、”今回こそは”と思い説明会に出席しました。解決策を提案するためには地域の方をはじめさまざまな人にリサーチしたり、企業の方とコミュニケーションをとったりすることになると思います。そうした経験はかならず就職活動や社会人になってからも役立つと思うので、精一杯頑張りたい」と意欲を燃やしていました。

ものづくり学生サミット_説明会 (1)_525.jpg

ものづくり学生サミット_説明会 (2)_525.jpg

ものづくり学生サミット_説明会 (3)_525.jpg

ものづくり学生サミット_説明会 (4)_525.jpg