工学部電気電子工学科では、7月26日に湘南キャンパスのTechno Cube(19号館)で3年次生対象の学内インターンシッププログラム「電気工事(実技)体験講座」を開催しました。電気設備や空調給排水整備工事の施工管理を行う六興電気株式会社の協力を得て昨年度から実施しているもので、就職活動を控えた3年次生に仕事や業界への理解を深めてもらうことが目的です。今回は、本学科卒業生5名と人事担当者が講師を務めました。
学生たちは最初に、マンションなどの大規模工事における電気設備工事の流れや各講師の受け持っている仕事内容、必要な資格についての講義を受講。その後、電気設備工事の一連の流れを体験するワークショップに挑戦しました。学生たちは講師の指導を受けながら、「複線図」と呼ばれる設計図を書いたあと、実際にケーブルを切ってスイッチやソケットなどの部品を取り付けて完成させていきました。
参加した学生は、「電気設備工事の仕事を初めて体験しましたが、とても魅力的な仕事だと感じました。普段何気なく利用しているコンセントや照明器具などの電気機器の背景にはさまざまな専門知識や仕事が隠れていることを実感できました。業界をよく知るためにも、今回のインターンシッププログラムはとても参考になりました」「講師の先生がマンツーマンで丁寧に教えてくれたので、自己流で理解していた内容を正確に理解できたことが大きな収穫でした」と語りました。