「電子制御製品組み立て体験教室」を開催しました

電気電子工学科では8月6日に湘南キャンパスで、「電子制御製品組み立て体験教室」を開催しました。自動車のエンジン部品などを開発する㈱ケーヒンから技術者を招いて、実際に部品の分解、組み立てなどを教わりながら、自動車部業界への理解を深めてもらおうと実施したものです。

当日は約10名の学生が参加。まずケーヒンの技術者から自動車業界や企業説明などを受けたあと、ハイブリッド車や電気自動車が発進、加速時などに走行用モーターをコントロールするパワーコントロールユニット(PCU)の分解と組み立てに挑戦。3人から4人のグループに分かれた学生たちは、事前に配られた説明書をもとに、アドバイスを受けながら、細かなパーツを分解。組み立てる際にはグループごとにタイムを競い合う場面もありました。

学生の指導に当たった技術者からは、「工具の使い方にも慣れている学生が多く、何よりも楽しそうに作業する学生の姿が印象に残りました。ぜひ自動車業界に興味を持ってもらい、将来はともに新しい技術開発に取り組めたら」といった声が聞かれ、、参加した学生は、「PCUを分解しながら、各パーツにさまざまな工夫がされていることに驚きました。技術者の皆さんの努力も感じましたし、ものづくりの魅力を再認識しました。将来は私も日々の生活で生きる製品開発に取り組みたい」と語っていました。

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