11月１日から３日まで湘南キャンパスで開かれた建学祭で、工学部電気電子工学科の科学実験教室が優秀賞を受賞しました。本学科では毎年の建学祭で、各ゼミの専門分野や研究内容を生かした実験を体験するイベントを実施しており、毎年好評を博しています。
今年度は、筋肉を動かす時に生じる電気信号（筋電位）や風力発電を使ってミニチュアカーを動かすブースや、リニアモーターカーの原理を体験するブース、手づくりモーターのブースなど多彩な企画を用意。来場した子どもたちに、学生が原理を教え、工学の魅力を伝えていました。
学生たちは、「普段の研究では一つのことを深く調べていますが、建学祭では幅広い年代に電気電子工学の面白さを伝えることが重要になります。そのため、柔軟な発想力が鍛えられると感じています」「どうすれば楽しんでもらえるかを考え、決められた予算でブースを準備する過程は大変でしたが、その分やりがいも感じました」「展示を通じて電気電子のメカニズムに触れることで、エンジニアの仕事に興味を持ってもらえれば」と話していました。
