吉田副学長が「非鉄金属産業 講演・見学会」で講師を務めました

吉田一也副学長(工学部精密工学科)が11月8日に、東京・霞が関の経済産業省で開かれた「平成30年度 非鉄金属産業 講演・見学会」(主催=非鉄金属ネットワーク協議会)で講師を務めました。学生らに日本のものづくり産業を支えている非鉄金属産業の現状や魅力を学んでもらおうと毎年開かれており、今回は吉田副学長のほか、経済産業省金属課長の黒田紀幸氏と古河電気工業株式会社執行役員専務の川口寛氏が講演しました。

当日は、本学をはじめ国公私立大学の学生ら約30名が参加しました。吉田副学長は「高機能非鉄金属の塑性加工研究の最前線」と題して、オリンピックの金メダルや日本の貨幣の製造法や代表的な銅線やアルミニウム線材の先端加工研究成果について解説しました。また、本学で開発したニッケル・チタン形状記憶合金を利用した「資源リサイクルを容易にする易解体ねじ」に関する研究成果なども紹介。「銅やアルミニウム、チタン、形状記憶合金といった非鉄金属は、電気自動車や航空機、医療機器などさまざまな分野で活用されています。この分野の研究や製造にかかわることは魅力と夢のあること。皆さんもぜひ飛び込んでほしい」と語りました。

非鉄金属講演会 (1)_525(2).jpg

非鉄金属講演会 (2)_525(2).jpg

非鉄金属講演会 (3)_525.jpg