大学院工学研究科の学生がKMITL Project Day 2019でポスター発表を行いました

大学院工学研究科の大学院生5名が、4月25、26日の両日、タイ・モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)コンベンションホールで開催された「Project Day 2019」でポスター発表を行いました。「Project Day」はKMITLの4年生を対象とした卒業研究発表会をイベント化したもので、今年で4回目になります。KMITLの学生、教職員に加え、タイ国内の企業やASEAN諸国の高校生などが招待されており、本学は1回目から工学研究科の大学院生がポスター発表を行っています。

今回は、原崎はるかさん(機械工学専攻1年次生)、兼松利成さん(同)、川添颯一郎さん(同)、澤田志門さん(同)、大澤遼さん(電気電子工学専攻1年次生)が参加しました。大学院生たちは、血糖値を測定するグルコースセンサや空気の圧力を測定する感圧塗料、一般的な鋼のケーブルを使った海底通信技術、災害時の避難者の動きをシミュレーションする研究などについて英語で紹介。KMITLのスラユット・リュラノーン理事長(元首相、本学名誉博士)や学生、地元の高校生らが多数来場し、学生たちの発表に耳を傾け、熱心に議論していました。

学生たちは、「小学校6年生の児童が研究を熱心に聞いてくれて、“どうすれば東海大学に入学できるの?”と聞いてくれた時には本当に励みになりまた。KMITLでは医療系の研究が盛んなようで、多くの質問も寄せられました。KMITLの学生による発表もレベルが高く、興味深いものが多いなど学ぶことも多くありました。来年もチャンスがあれば参加したい」「地元の著名人も来場するなど緊張しましたが、今後も国際学会などの機会を利用して自分の研究を発表したいという意欲が高まりました」「同年代の学生とディスカッションすることができたのがよかった。日本とタイの研究スタイルの違いも学ぶことができました。大学院に進学した直後のこのタイミングで、今後につながる貴重な経験を積めたことが大きな収穫でした」と口々に話していました。

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