工学部建築学科では9月28日に、気鋭の建築写真家であるアナ・アマード氏によるワークショップ「ARCHTECTURAL PHOTOGRAPHY WORKSHOP」を開催しました。アマード氏が日本の建築物撮影のために来日したことに合わせて、学生たちが写真技術を学ぶ機会として企画したものです。本学湘南キャンパスは、日本を代表する建築家の一人である山田守が設計した建物が多くあり、学生が建築写真の撮影方法を学ぶには格好の環境にあることから、本キャンパスで開催しました。
学生約10名が参加した講演では最初に、写真撮影に必要な準備について説明。設計図などを読み解きながら建築家の設計思想や周囲の環境を調査することの重要性や、天候と時間帯が写真に与える影響、必要な機材、外観・内観それぞれの殺意英字の注意事項、レンズの選び方などを解説しました。その後、19号館の内観や3号館、1号館の外観、キャンパスの風景などを対象に実習を実施。学生たちは、「建物の写真を撮影する際に、どのようなことを考える必要があるのかをしっかり学べました。雑誌に掲載されている写真がどのように撮影・編集されたものなのかを理解できる、貴重な機会だったと思います」「カメラの正しい設定方法を学んだうえで、自分なりに工夫していくと撮影がどんどん面白くなってきました」と話し、熱心に撮影していました。