Tokai Formula Clubが東京モーターショーに出展しました

東海大学チャレンジセンター・Tokai Formula Clubが、10月24日から11月4日まで東京ビッグサイトなどで開かれた「東京モーターショー2019」に出展しました。本プロジェクトは企業の支援を受けながら学生自身の手でフォーミュラカーを設計・製作し、毎年1回開催される学生フォーミュラ日本大会に出場しています。今年度は総合6位の成績を収めており、同大会の上位校は「東京モーターショー」にマシンを出展することになっていることから今回プロジェクトとして初めて参加しました。

10月26日には、屋外会場の一つであるDRIVE PARKで開かれた「トークセッション&パレード走行」にも参加しました。トークセッションでは、当麻曙音さん(工学部動力機械工学科4年次生)がチームを代表して登壇。ピストン西沢氏の司会進行のもと、難しい技術であるカーボン・モノコックづくりに挑戦し、何度もトライ&エラーを繰り返して実現したことを紹介、「エンジニアの知識を有するレースドライバーになりたいと思ってこのプロジェクトに参加しています。ここでの経験を生かし、将来は自分の作った車で世界チャンピオンを目指したい」と意気込みを語りました。また同会場に設けられたチームのブースにも多くの子ども連れや自動車好き、企業の担当者が来場。コックピットに乗った子どもに各部の機能や車の性能について学生が説明したり、企業の担当者と技術的な特徴について語ったりしていました。

プロジェクトリーダーの八木光輝さん(同2年次生)は、「チームの成績も年々ステップアップしており、ここからさらに上を目指したい。私自身もそうでしたが、大学生に入ってから勉強してもかっこいいものを作れるのが学生フォーミュラの魅力。その魅力を多くの人に伝えられれば」とコメント。清水悠稀さん(同3年)は、「大人だけでなく小さな子どもにも興味を持ってもらい、多くの人にチームの活動や車の魅力を発信できたのがよかった。学生でもマシンの構想から設計・製造までのすべての過程を経験するチャンスがあることを多くの人に知ってもらいたい」と語っていました。また元リーダーの月村雄太さん(同4年次生)は、「東京モーターショーは、皆が『いつか出たい』と思っていた場所なのでとても興奮しています。レーシングチームや自動車会社で活躍している卒業生もたくさんいるのですが、私も就職活動を通じてこのプロジェクトに参加していてよかったと思う場面が多くありました。実際のものづくりを通して、自動車への理解が深められるのがこのプロジェクトのよいところ。チームとしてもまだまだポテンシャルがあるので、今回のイベントをきっかけにさらにステップアップしたい」と笑顔を見せていました。

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