【工学部新入生・在学生各位】新学期の開講メッセージ

Welcome to the school of engineering.

新学期は、コロナウイルス感染の危機の最中に迎えました。この感染は人の命に関わることであります。大学生として、自分と他人が共に快く生きるように心掛けていただきますようお願い申し上げます。

春学期の授業は4月10日から開始します。事前、みなさんは所属する学科専攻のガイダンスに従って授業科目を履修してください。履修登録など学生生活でわからないことは、遠慮なく学科専攻の指導教員に連絡、相談してください。

新入生のみなさま、入学おめでとうございます。あなたの大学生活は、教養と知識の獲得に励みながら、大学での多様な経験と交友を通じて、人として成長していく価値ある変化があります。どうぞ素適な機会にしてください。

在学生のみなさま、あなたのこれまでの生活は「人間的成長なくして、自身の社会貢献は成就しない」を精神として学ばれていることと拝察しております。

入学式では山田清志学長より次のようなメッセージが伝えられています。
 1. 「人生を如何にいきるべきか」ということを考えていただきたい。
 2. グローバル化時代をたくましく生き抜く力を身につけて欲しい。
 3. 東海大学生としてのアイデンティティーを確立して、プライドを持って欲しい。

これらはみなさんが大学を利用して有意義な学生生活であってほしいという願いです。私も1.が「哲学」、2.が「スタイル」、3.が「自助・共助・公助」として意識し学生と一緒に学び続けています。ぜひ、みなさんも大学生活に活かしてください。

さて、工学部の学修は、科学技術を駆使した理工学の汎用的な知識と技能を学び、専門領域の実課題に対して実践する考え方と実行力、そして自ら創造力を伸ばす機会であります。学びの機会をチャンスにできるかはあなたしだいです。素直に正しい努力を信じて、みなさんの大学での学生生活が豊富で充実したものになるよう願っております。

みなさんの工学部は、1943年に航空科学専門学校、1949年に東海大学理工学部(旧制大学)、1950年に東海大学工学部(新制大学)の歴史を辿ってきました。これまで、概ね14万名を超える卒業生が国内外の社会貢献に活動しています。

工学部の学びは、「もの」や「こと」を工夫する「工」の知恵であるでしょう。みなさんの大学は、大学で得た知見を社会に活かす学問の府であります。共に学べる機会を喜ばしく思っております。

We are looking for our future and society always. Our university is a center of learning knowledge in order to search our sustainable social development in quality of your life.

2021年4月
工学部長 大山龍一郎