「2019年度東海大学健康サポートスタッフ養成講座(ベーシックコース)」を開催しました

健康学部健康マネジメント学科では、10月26、27日に湘南キャンパス5号館で「2019年度東海大学健康サポートスタッフ養成講座(ベーシックコース)」を開催しました。健康づくりに必要な基礎的な知識や技能を習得し、健康増進やQOL(quality of life)の向上に向けたサポート活動を推進できる人材の育成が目的です。昨年度に続いて2回目の実施となった今回は、本学部の学生のほか、他学部の学生、地域住民、高校生ら43名が参加しました。

初日は開講式に続いて堀真奈美学部長が「健康づくりとQOLの向上」をテーマに講演し、QOLの概念や、健康は身体的、社会的、精神的な側面から成り立っているといった概要を説明しました。続いて石井直明教授が「大学生と就業世代の健康管理と生活習慣予防」について語り、柴田健雄講師が「健康づくりのためのデジタル機器の活用」と題して本学部の学生がリストバンド式の「ライフロガー」を手首につけて毎日体温や血圧などを測定しているといった取り組みを紹介しました。

2日目は有賀誠司教授による「健康と運動① ~健康づくりのための筋力トレーニング~」、西垣景太准教授と遠藤慎也助教による「同②~健康づくりのためのウォーキング~」で実際に体を動かしながら学び、森真理准教授が「健康と栄養~健康づくりと食事~」、堀越由紀子教授と菅野和恵准教授が「メンタルヘルスの実際①~リフレーミング~」「同②~ポジティブストローク~」をテーマに語るなど、多彩な講義を展開。最後に、全科目を履修した参加者に「東海大学健康学部認定 健康サポートスタッフ」の認定証を授与しました。

参加した学生は、「健康に関する知識を多方面から学ぶとともに、他学部の学生や一般の方と健康について意見交換ができてとても濃い時間になりました。今後は健康サポートスタッフとして、今回学んだことをより多くの人に共有し、少しでも健康な世の中にできるように活動していきたい」(清水雪葉さん・健康学部2年次生)、「各分野の専門の先生から健康と専攻する研究との結びつきについて聞き、健康であるためにはあらゆる方面からのアプローチが必要であることを再認識しました。今後は今まで以上に広い視野を持ち、多くの人の健康に携われれば」(門脇未来さん・同)とコメント。運営に当たった有賀教授は、「昨年度に比べて本学部以外の学生や高校生の皆さんに多数ご参加いただきました。本講座で健康サポートスタッフの認定を受けた本学の学生らには、学内で推進されている『KENKOプロジェクト』の情報を提供し、実際の活動へとつなげていきたい」と語りました。

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