小林 理 教授
こばやし おさむ
所属 健康学部 健康マネジメント学科
学位
博士(保健福祉学)
研究分野
児童家庭福祉/家族社会学
キーワード
#子どもの貧困 #家庭支援 #社会的養護
生育環境に左右されない子どもの健康な育ちと家庭支援に取り組んでいます
子どもの貧困とは何か、社会ができることとは
SDGsの取り組みでも最も優先度が高い「貧困」「格差」の課題。子どもが生まれ育つ環境にどのような格差が生まれているのか、環境に左右されない未来を実現するために社会ができることは何か研究し社会の仕組みへの実装に取り組んでいます。
家族の多様な形、家庭の役割や機能とは何か
家族とは何か。それは、形やつくりに着目された時代から多様化した時代へと変化してきています。家庭と家族の違いとは。こんにちの家族や家庭にわたしたちが求めているものは何か。誰もが共有しているようで、実はそれぞれが違う家族や家庭について、地域や社会の支えとともに考えます。
社会的養護の支援と専門職に求められていること
社会的養護・社会的養育とは、社会の多様な担い手で子どもたちを養育すること。子どもを家庭から守る・子どもを家庭とともに守る・子どもの育ちの環境を整える、社会的養護施設・児童相談所・里親など、その専門知識・技術・専門職について考えます。
小林先生が注力しているSDGs
健康マネジメント学科に興味がある受験生へ
大学で学ぶ意味は何でしょう。私は、それぞれが当たり前と思っていることを見つめ直す時間だと思っています。子どもの育ち、家族や家庭、自立と支えなど、「当たり前」を大学で友達や教員や地域のさまざまなプロと一緒に考えましょう。当たり前を見つめ直すことでイノベーションが見えてくるはず。
本研究内容に関心がある外部の方へ
企業のあり方は、営利・非営利という枠をこえて多様な拡がりを持ってきています。大学は、高校と連携し、地域社会と連携し、就職先の多様な企業と連携してきました。健康というテーマで、教育・データ収集・社会実験・人材や専門職育成など多様な機能を持つパートナー関係に未来を見出していきませんか。