【健康マネジメント学科】長沼 洋一先生【教員紹介】

長沼 洋一 講師

ながぬま よういち

所属 健康学部 健康マネジメント学科 

学位

博士(保健学)

研究分野

精神保健/ソーシャルワーク/学生支援    

キーワード

#精神保健 #精神保健福祉 #メンタルヘルス #ソーシャルワーク #学生支援 #キャンパス・ソーシャル・ワーク  


学生支援ソーシャルワーカーの充実・発展を目指して

学生支援部門にソーシャルワーカーを配置することで、大学生の不登校や引きこもり、消費者トラブル、学生に障がいがある場合の修学支援や就労支援、ハラスメント対応、自殺予防、LGBTQなど性的ダイバーシティへの対応等といった学生の生活問題へのサポートを充実化している大学が増えてきている。その全国的な実態や効果的な活用方法に関する研究を重ねることで、学生支援ソーシャルワーカーの活用を側面から支援してきた。 

生活困窮学生への支援体制づくりについて

メンタルヘルス悪化の背景に生活困窮問題が隠れていることは少なくありません。困窮学生支援を行う際には、単に奨学金や学費無償化等の金銭面での支援だけではなく、家族支援や社会福祉制度の利用支援、メンタルヘルス支援等を複合的・並行的に提供する体制が必要と考えられます。大学内でどう組織化していくことができるか、研究しています。  

若者ケアラーへの支援について

ヤングケアラーであった若者が大学に進学しているケースは少なくないと考えられます。しかし大学生は制度上は成人に達しているため、児童福祉の対象ではありません。社会人ではないため企業福祉の恩恵にもあずかれません。そうした中間的な存在である大学生のケアラーに対してどのような支援が必要なのか(あるいは必要ないのか)、研究しています。  


長沼先生が注力しているSDGs


健康マネジメント学科に興味がある受験生へ

メンタルヘルス支援とは、心の中を解きほぐしながら、気持ちを支えていくという情緒的な側面だけではなく、安心できる暮らしや人間関係を取り戻していくような取り組みが必要になります。メンタルヘルス支援の幅広さと面白さを一緒に考えていきましょう 。 

本研究内容に関心がある外部の方へ

メンタルヘルス支援システムづくりや対話のあり方等、学生支援体制作りから見えてきた示唆を生かした取り組みを進められれば幸いです 。


受験・入学案内について

研究に関するお問い合わせ