教養学部人間環境学科の北野忠教授が9月19日に湘南キャンパスなどで、付属相模高校中等部の生徒を対象にした「川の勉強会(体験とミニ講義を通じて知る河川環境と生物)」を行いました。この講座は、相模中が本キャンパスの理工系学部・学科と共同し行っている「相模サイエンスプログラム(SSP)」の一環。今回は付属相模中等部の希望者と自然科学部の生徒20名が参加しました。

生徒たちは、湘南キャンパスで北野教授による事前説明を受けた後、近くの金目川に移動。大学院人間環境学研究科の大学院生や人間環境学科の学生のサポートのもと、タモ網を用いて魚やエビ・カニといった甲殻類を採集し、8種の魚類と4種の甲殻類を確認しました。水深が膝よりも深い場所には立ち入らないようにするとともに、万が一に備えて学生が下流側に待機するなど、安全管理も徹底しました。その後はキャンパスに戻り、採集した各種の特徴や生活史について北野教授が解説。カワムツやシナヌマエビといった外来生物が確認されたことから、生徒たちは身近な川でも生物多様性が脅かされている現状を学びました。
参加した自然科学部の笹井錬さん(3年)は、「大学生の先輩や北野先生に、生き物の採集方法やそれぞれの特徴を教えていただきながら、とても楽しく学べました。今年の部のテーマである“生物多様性”の意義や現在の状況について、実際に現場に出て知ることができました。生物多様性をどうすれば守れるのかを考えるいいきっかけになりました」と話していました。



