ユネスコ・アジア文化センターのイベントに教養学部の岩本教授と付属校生が参加しました

教養学部人間環境学科の岩本泰教授が、7月20日に東京都・国際研究交流大学村 東京国際交流館で開かれた「つなげよう、未来の海へ―Sustaining Our Oceans 海の日イベント2026」(主催=公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU))の座談会でモデレーターを務めました。ACCUの海洋保全教育プロジェクト「Sustaining Our Oceans」の一環で、海洋ごみ問題や海の生物多様性、環境保全への理解を深めることを目的に開かれたもの。会場には多くの中高生や学校教員が集い、付属高輪台高校、付属相模高校・同中等部の生徒と教員も参加しました。

午前中は、海洋汚染問題を題材にしたドキュメンタリー映画『マイクロプラスチックストーリー ぼくらが作る2050年』を上映。アメリカの小学生が海洋汚染問題の解決に向け、プラスチックごみの回収や分析、環境保護の重要性を市民へ呼びかける様子などが描かれた作品を視聴し、終演後に座談会が開かれました。岩本教授の司会進行のもと、さまざまな形で海洋保全の活動に取り組むPlumeria Nailの有本奈緒美氏、FabCafe Kyotoの浦野奈美氏、静岡県立駿河総合高校の小勝智弘さんが登壇しました。映画の内容を振り返り、子どもたちの行動力に称賛の声が上がるとともに、持続可能な社会の実現に向けて今後取り組むべき課題を議論。子どもが声を上げやすい環境づくりや周囲との協力関係の構築、探究学習におけるテーマ設定、プラスチックごみを活用したアクセサリーの作成など、課題解決に向けたアプローチについて語り合いました。

午後のセッションでは、ユネスコが開発したAR・VRコンテンツ「DIVING LIBRARY」のワークショップが行われ、付属校生も参加。初めにACCU事務局職員が海洋保全教育プロジェクト「Sustaining Our Oceans」の概要を説明し、各国でマングローブやサンゴ礁など地域の自然環境を題材とした探究学習やフィールドワークの事例を紹介しました。続いて生徒たちは、「DIVING LIBRARY」を体験してマングローブやサンゴ礁、深海の生態系について学習。“未来の海を守るために自分たちができること”をテーマにグループワークを行い、学校でのプラスチックごみの分別や海岸の清掃活動、サンゴ礁保全の啓発、地球温暖化対策など、身近な課題から地球規模の問題まで幅広い視点でのアクションプランを考案しました。

参加した付属校の生徒たちは、「映画を見て、自分より小さい子どもたちが社会の大きな問題に対しアクションを起こしていることを初めて知りました。私たちも日本の高校生としてできることを少しずつ進めていきたい」「小学生の行動力に感銘を受けました。小さなことでも一人ひとりが意識すれば大きな社会課題の解決につながると思うので、身近な問題を見つけることから始めたい」と話していました。

本イベントの関連情報は下記よりご覧ください。

Sustaining Our Oceans 

日本語版Diving Library