芸術学科音楽学課程が「2021年度卒業演奏会」を開催しました

教養学部芸術学科音楽学課程では3月22日に神奈川県・杜のホールはしもとで、「2021年度卒業演奏会」を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、東海大学と会場のガイドラインに則り、手指の消毒や検温など感染対策を徹底しました。

当日は18名の学生が舞台に立ち、トロンボーンやサクソフォン、ピアノ、フルート、オーボエ、声楽など、一人ひとりが4年間の集大成を披露。伴奏や当日の運営も学生が中心となって行い、最後の大舞台を終えました。「東洋風幻想曲『イスラメイ』」(バラキレフ作曲)を演奏したピアノ奏者の若月彩さんは、「コロナ禍でも無事に演奏会を開催することができ、喜びとともに達成感を感じています。今回は小学生のころからずっと憧れていた曲を選んだので、大学最後の演奏会で弾くことができてうれしい」と振り返ります。また、若月さんは自身の出番以外に4曲の伴奏を担当。「フルートやトロンボーンなど、さまざまな楽器のレッスンに参加して練習してきた時間は自分の勉強にもなりました。卒業後は大学院に進むので、ピアノの演奏技術をさらに高めてまた舞台に立ちたい」と意気込んでいます。