人間環境学科自然環境課程が「エコプロダクツ2014」に出展しました

12月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催された「エコプロダクツ2014」(主催:一般社団法人産業管理協会、日本経済新聞社)に教養学部人間 環境学科自然環境課程が出展しました。このイベントは、環境関連ビジネスの創出や技術開発、自然と共生できる暮らし方の提案などを目的として、毎年開催さ れている日本最大級の環境展示会です。16回目となる今回は、「見つけよう! 未来をかえるエコの知恵」をテーマに、大学や企業、研究機関などが参加しま した。

本課程は北海道や湘南キャンパス近隣地域、そして沖縄で実施している自然・環境関連のフィールド学習型体験授業をアピールするため、「大学・教育機関コー ナー」に出展。本課程の岩本泰准教授と学生、大学院人間環境学研究科の学生が、北海道栗山町の教育委員会と連携して実施したスタディーツアープログラムを はじめとした学習プログラムを紹介しました。自然の素材によるナチュラルライフスタイルの提案として草木染めの手ぬぐいのほか、湘南キャンパス近隣の遊休 農地活用を目的とした活動に室田研究室や岩本研究室、そして藤吉正明准教授の研究室を中心に今夏に栽培した綿花のアプランド(洋綿)を乾燥させた枝実、収 穫した綿、紡いで染色した糸、試験的に編んだコースターなども展示。豊富なスタディーツアーや独自性のある体験学習メニューを見た来場者からは、「学生 だったらぜひ参加してみたい取り組みですね」といった声が聞かれました。

岩本泰准教授は、「時代の変化とともに、大学の研究・学習課題も変容します。同じく環境問題に取り組む企業・団体・大学などが一堂に会して発表する機会 は、重要な相互の情報交換の場となると思います。また、出展することで本課程の学生が自分の所属課程が独自性のあるプログラムを有していることに誇りを持 ち、さらに企業の環境への取り組みについて情報収集することでキャリア意識を芽生えさせてもらえれば」と期待を寄せました。また来年度のエコプロダクツに 向けては、「身近な暮らしや、カーボンフリーなナチュラルライフスタイルを提案できるよう、自然環境と衣食住、地域文化との関連性や、国内外の歴史と現状 について学習を深めていきたい」と話していました。

人間環境学科自然環境課程が「エコプロダクツ2014」に出展しました

人間環境学科自然環境課程が「エコプロダクツ2014」に出展しました