デザイン学課程の学生が秦野市のペットボトルラベルデザインで最優秀賞を受賞しました

教養学部芸術学科デザイン学課程3年次生の篠崎鮎美さんが、秦野市水道局が募集したボトルドウォーター『おいしい秦野の水・丹沢の雫』のラベルデザイン公 募に作品を応募、11月14日に審査結果が発表され、最優秀賞に選ばれました。このコンペティションは、『おいしい秦野の水・丹沢の雫』を市内外へ広く PRすることや、ペットボトルを身近なものに感じてもらうために「飲みたい」「買いたい」「人に勧めたくなる」ラベルデザインの新規開発を目的に実施され たもの。全国各地から452点の応募があり、篠崎さんの作品は専門家による審査委員会の厳正な選考を経て選ばれました。

篠崎さんの作品は、ポップでみずみずしい水滴を連続させることで、丹沢の山々や木々を連想させるデザインになっています。篠崎さんは、「秦野の水の清涼感 を表現し、なおかつ温かみのある優しいデザインにしました」とコメントしています。また審査委員会の総評では、「秦野の水の清廉さや清涼感を、透明感ある デザインで表現しています。青や緑などの雫の構成は、水のみならず、秦野や丹沢を連想する複層的な広がりを持ち、また、絵本や童話の世界のような、幻想的 で温かみと優しさの感じられる作品です。これまでの『おいしい秦野の水・丹沢の雫』のデザインとは異なるコンセプトで、他の作品と比べてもバランスやセン スに優れ、多くの人から好感を持って受け入れられるものと期待できます。まさに”飲みたい、買いたい、人に薦めたくなる!”デザインです」と発表されてい ます。

篠崎さんは、「たいへん光栄な賞をいただき、とても喜んでいます。東海大学でデザインを学んできたことで地域に貢献する提案ができ、家族や先生方にも喜ん でいただけてうれしいです」と話していました。なお、篠崎さんのデザインが採用されたボトルドウォーターは、2015年1月から同市内の各販売店等で発売 される予定です。

デザイン学課程の学生が秦野市のペットボトルラベルデザインで最優秀賞を受賞しました