芸術学研究科の大学院生が「道灌まつり」のポスターをデザインしました

大学院芸術学研究科造型芸術専攻2年次生がデザインした「第47回伊勢原観光道灌まつり」(10月4日、5日開催)のポスターがこのほど完成し、9月下旬 から小田急線の全車両の吊り広告と県下の鉄道各駅に随時掲示されています。伊勢原観光道灌まつりのポスターは、2年前から湘南キャンパスでデザインを学ぶ 学生たちが制作を担当しています。今年採用された作品は、たて型のB3判と横型のB1判の2種類。伊勢原市の花「ヤマブキ」をテーマに、馬にまたがる太田 道灌の姿と、ヤマブキの樹形とさまざまな花の図案が散りばめられたオリジナリティあふれるものです。

9月17日に伊勢原市の経済環境部商工観光振興課の担当者が、制作コーディネイトを務めた教養学部芸術学科デザイン学課程の池村明生教授の研究室を訪問。 完成した2種類のポスターを受け取りました。デザインを任された学生は「自分がデザインしたポスターが、日ごろ利用している小田急線に掲示されるなんてと ても光栄です。デザインを学んでいてよかった」と喜びを語りました。池村教授は、「このプロジェクトはデザインを学ぶ学生の自信につながる地域連携の取組 みになっています。今回の作品は、背景にも大胆にヤマブキ色をあしらい、インパクトの高い仕上がりになっている」と評価しました。

芸術学研究科の大学院生が「道灌まつり」のポスターをデザインしました