教養学部芸術学科デザイン学課程4年生の篠崎鮎美さんがデザインした「第48回伊勢原観光道灌まつり」(10月17、18日開催)のポスターがこのほど完成し、9月下旬から小田急線の全車両の吊り広告と神奈川県下の鉄道各駅に随時掲示されています。伊勢原観光道灌まつりのポスターは3年前から湘南キャンパスでデザインを学ぶ学生たちが制作を担当しています。
学科内のコンペティションを経て採用されたポスターについて篠崎さんは、「赤紫色を基調にし、もみじが散る秋の風情を感じさせるものにしました。伊勢原市にゆかりのある太田道灌の弓を射る勇敢な姿にも注目してほしい」と話し、「伊勢原市出身だったので、よく知るおまつりのポスターをデザインできてうれしいです。一人でも多くの人が、『道灌まつりにいこう』と思うきっかけになってほしいです」と笑顔を見せました。指導に当たった池村明生教授は、「篠崎さんは、伊勢原市の高校出身なので、地元への思いが詰まった素晴らしい作品。制作の最中には、何度も相談に来る積極的な姿勢も良い結果につながったのでしょう」と評価しました。