デザイン学課程の学生が「道灌まつり」のポスターをデザインしました

教養学部芸術学科デザイン学課程3年次生の小谷美歩さんが、10月14日(土)と15日(日)に開催される第50回記念伊勢原観光「道灌まつり」のポスターをデザインしました。伊勢原市商工観光課から依頼を受けて、本課程の学生がポスターのデザインを担当するようになって6年目。今回は3、4年次生8名がデザインを提案し、道灌まつり実行委員会の投票で小谷さんの作品が選ばれました。

道灌まつりは、伊勢原市で生涯を閉じた戦国武将・太田道灌にちなんで名づけられた今年で50回目を迎える催しです。伊勢原市出身で、中学生のころから道灌まつりを訪れていたという小谷さんは、「太田道灌はもちろん、大山阿夫利神社や大山ケーブルカー、コマ、みかんのお酒など、伊勢原の名所や名物を盛り込み、お祭りだけでなく観光もしたくなるようなポスターに仕上げました。まさか自分の作品が選ばれるとは思っていなかったので驚きましたが、とてもうれしかったです。両親がとても喜んでくれて、完成したポスターを額に入れて家に飾ってくれました」と喜びのコメント。パソコンのイラストソフトを使って写真を細かいところまで丁寧にトレースして色付けした作品は実行委員にも好評で、指導した池村明生教授も、「伊勢原市出身である彼女の地元への思いが伝わる作品に仕上がり、その思いが実行委員の方々にも評価されたと思います」と語りました。

ポスターはB1版(縦)が500枚、B3版(横)が3000枚印刷され、今後、小田急線や神奈中バス、大山ケーブルカー、市内公共施設などに掲示されるほか、会場で配布されるパンフレットの表紙にも使用されます。

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