学生が平塚市内の保育施設で「ベジタマかみしばい」を披露しました

教養学部芸術学科デザイン学課程の池村明生教授のゼミに所属する学生が2月6日に、平塚市港こども園で平塚市産の農産物を紹介する「ベジタマかみしばい」を披露しました。池村ゼミではこれまで、学生が平塚産農産物PRキャラクターの「ベジ太」と平塚市の漁業PRキャラクター「ひらつかタマ三郎」を考案し、市内のイベントやPR活動に協力してきました。今回は、市内の公立保育施設などに通う子どもたちに農産物への親しみを持ってもらおうと、同市産の農産物をテーマにした紙芝居を制作し、学生たちが市内6の施設を訪問。最終回となった6日は、紙芝居のイラストを担当した3年次生の安藤梨佐さんと中村詩菜さんが担当しました。

当日は、4歳児クラスに通う34名の子どもたちを前に、安藤さんと中村さんが紙芝居を披露。市の特産品であるトマト、ナス、イチゴ、キュウリ、小松菜について、種や葉、花の色と形から予測するクイズを用意したほか、過去に池村ゼミが平塚市と共同で取り組んだ「ベジタマもなか」の製造工程などを説明しました。その後ベジ太が教室に登場し、子どもたちと「ベジ太のうた」に合わせた「ベジ太ダンス」を踊って交流を深めました。安藤さんは、「野菜のクイズはどれくらいデフォルメしたイラストにするか加減が難しかったので、既存の紙芝居を参考に試行錯誤して作り上げました。みんな楽しんでくれたようでうれしい」と振り返ります。中村さんは、「自分が子どものころは地元の野菜について教わった記憶がないので、地域の魅力を伝える素晴らしい取り組みになったと感じています。デザインを通じて地域とかかわる楽しさを実感しました」と語りました。

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