学生が電子情報通信学会九州支部学生講演会で講演奨励賞を受賞しました

基盤工学部電気電子情報工学科の藤本邦昭教授の研究室に所属する甲木祐太さん(産業工学部電子知能システム工学科4年次生)が9月4日、福岡大学で開催された「第23回電子情報通信学会九州支部学生会講演会」で講演奨励賞を受賞しました。これは、電子・情報・通信の分野について、研究成果を共有することなどを目的に開催されているものです。今年は127件の発表があり、その中で優れた発表をした13名に講演奨励賞が贈られました。

甲木さんは、「分周型逓倍回路の集積化」をテーマに、パソコンなどに用いられる集積回路の内部周波数を高める周波数逓倍回路を、環境の変化に強いデジタル方式にする研究の成果を報告しました。北九州市学術研究都市の共同開発センターの協力を得て、同センターで提案回路を自らの手でIC化した点も高く評価されました。

甲木さんは、「受賞をとても光栄に思っています。この賞は私の力だけでなく、藤本先生、研究室の先輩をはじめ、多くの方々のご指導のおかげで得られたと思っています。また集積回路を試作した際に、ご指導いただきました北九州市学術研究都市の共同開発センターの職員の皆さんにも感謝しています」と述べました。

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