情報通信学部で2024年度春学期の新入生研修会を実施!

情報通信学部では、4月5日に湘南キャンパスにおいて、新入生研修会を実施しました。

午前の部は、情報通信学科長・高山佳久教授の司会による、12名の「学年指導教員」の自己紹介から始まりました。情報通信学部では、毎年、入学生を12のグループに分け、各グループに1名の「学年指導教員」を割り当てています。「学年指導教員」は、担当の各学生に対して、学びの個別サポートを継続的に行っています。

高山佳久教授(学科長)

研修会では自己紹介に続き、村山純一教授が「大学での学びについて」という題目で、高校での学習との違いや学部カリキュラムの特徴について説明しました。また、柿崎淑郎准教授が「講義で使うツールについて」と題して、講義で使う情報通信ツールの使い方を説明しました。デジタル人材を目指す情報通信学部では、様々な情報通信ツールを活用して講義が行われていることや、これらのツールを使いこなすヒントなどが具体的に紹介されました。

その後、佐藤弘幸准教授が「履修登録について」という題目で、時間割の組み方やシラバスの見方などを説明しました。また、中谷裕教准教授が「教養卒論、卒業研究について」と題して、教養卒論から研究室配属さらに卒業研究までの流れを説明しました。情報通信学部での学びの前半では、各自で社会課題を発掘して2年次の最後に教養卒論として発表することや、学びの後半では、この課題を情報通信技術の活用で解決して、4年次の最後に卒業研究として発表することなどが紹介されました。

柿崎淑郎准教授
佐藤弘幸准教授
中谷裕教准教授

午後の部では、各クラス単位に集まって、新入生同士で意見交換しながら履修登録に向けた時間割の作成作業などを行いました。並行して、各新入生と学年指導教員との個別面談も行いました。午前の部では少し緊張感を漂わせていた新入生たちも、午後の部では比較的リラックスした雰囲気で作業に取り組めていたようです。それでも、週明けの月曜日から直ぐに授業が始まることもあり、指導教員にも色々と質問しながら、真剣に時間割を作成していました。学部では履修を推奨する科目を提示していますが、高校と比べると科目選択の自由度が大きいこともあり、決断に迷っている新入生も多かったようです。

当日は花冷えの一日でしたが、教室の中は、とても熱気に満ちていました。また、教室の外でも、新入生たちを祝福するように、桜が咲き誇っていました。