情報科学科の尾関教授が日本学術振興会から表彰を受けました

情報理工学部情報科学科の尾関智子教授がこのほど、独立行政法人日本学術振興会「平成27年度特別研究員等審査会専門委員(書面担当)表彰者」に選ばれました。同会の特別研究員事業は、学術研究の将来を担う研究者の養成・確保を目的としており、審査は専門的見地から3段階で行われています。その第1段となる書面審査は、すべての審査の基盤となる重要なものであり、有意義な審査意見を付した専門委員が表彰の対象となります。今年度は1,400名の専門委員のうち、表彰対象となる任期2年目にあたる約700名の中から130名が選ばれました。

受賞について尾関教授は、「審査にあたって分厚い申請書類が手元に届いたときには、研究分野の幅広さと申請書の件数に対して責任の重さを実感しました。公平で公正な審査を行うことを常に意識し、各研究分野に対する先入観を捨て、すべての申請書と真剣に向き合いました。多くの時間を費やしましたが、努力を認めていただき光栄です」と喜びを語っています。また、情報理工学部の長幸平学部長は、「全国に大学教員は約17万人いますが、その中で審査委員の1人に選ばれること自体が、尾関先生の研究力が高く評価されているということの証です。さらに表彰の対象となったということは学部にとっても大変な名誉です。おめでとうございます」と話しています。

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