カーリングの吉田夕梨花選手が北京オリンピックで銀メダルを獲得しました

北京オリンピックのカーリング女子決勝が2月20日に北京市・国家水泳センターで行われ、卒業生の吉田夕梨花選手(2015年度国際文化学部卒・ロコ・ソラーレ)が銀メダルを獲得しました。

平昌オリンピック銅メダリストのロコ・ソラーレは、予選となった1次リーグで5勝4敗。イギリス、カナダと並び、直接対決の結果も1勝1敗となりましたが、試合ごとに先攻、後攻を決めるラストストーンドローの結果で勝ち上がりを決めるドローショットチャレンジにより、4位で準決勝進出を決めました。スイスとの準決勝は、リードの吉田選手が相手のガードストーンをわずかにずらす難しいショットを決めるなど、ショット成功率99%で勝利に貢献。1次リーグを首位通過したスイスを8―6で破りました。イギリスとの決勝では第1エンドに2点の先行を許し、互いに点を取り合って迎えた第7エンドに4点のビッグエンドをつくられてしまいます。第9エンドに2点を追加されたところで相手の勝利を認めるコンシードを宣言し、3―10で敗れましたが、男女を通じて日本史上最高となる銀メダルとなりました。

吉田選手は試合後のインタビューで、「負けてはしまいましたが、4年前に立ちたかった(決勝の)アイスに4人で戻って来ることができて、リザーブの選手やコーチ、スタッフの皆さんなど今まで支えてくれたみんなで立てたアイスだったと思います。このチームでファイナルに残れたことは結果以上に誇りであり、楽しいと感じる試合でした」と振り返りました。

皆さまのご声援、ありがとうございました。

<1次リーグ>
vsスウェーデン ●5-8
vsカナダ ○8-5
vsデンマーク ○8-7
vsロシアオリンピック委員会 ○10―5
vs中国 ○10―2
vs韓国 ●5―10
vsイギリス ●4―10
vsアメリカ ○10―7
vsスイス ●4―8

<準決勝>
vsスイス ○8―6

<決勝>
vsイギリス ●3―10