法学部の田中教授がセミナーの講師を務めました

法学部法律学科の田中秀樹教授(商法)が7月から9月にかけて、公益社団法人日本監査役協会と株式会社商事法務が主催する各セミナーで講師を務めました。

7月26日から9月3日にかけて計4回開かれた公益社団法人日本監査役協会のセミナーでは、「監査役・監査委員・監査等委員の年間活動について―『監査報告』を通して―」と題し、新任監査役などを対象に講演。期間中は758名の監査役や監査等委員取締役などが参加しました。田中教授は、株式会社において新しく就任した監査役あるいは監査等委員取締役などが早期に高い問題意識を持って職務に従事できるよう、実務に即した基本的な考え方を解説。講演後には活発な質疑応答も行われ、受講後のアンケートでは9割を超える受講者が「大変よかった」または「よかった」と回答しており、好評裏に終わりました。

また、株式会社商事法務が主催する全4回のオンデマンド型セミナー「監査役の基礎トレーニング」では第2講の「監査役等に求められる行動と視点~監査の有効性を高めるために~」と題して講義を収録。9月20日から配信が開始されています。田中教授は、「今後も、こうした機会を持って研究の成果を社会に還元し、質疑応答を通じて実務を吸収することによって、さらに研究を深める好循環をつくっていきたい」と話しています。