令和8年5月23日、神奈川県立大船高等学校において、法学部への進学を志望する2年生を対象に、本学法学部の内藤悟教授が模擬授業を実施しました。

行政法・環境法を専門とする内藤教授は、「公共とはなんだろうか」をテーマに、高校科目「公共」の学習内容を出発点として、日本国憲法や法律との関わりを交えながら、「公共」を法学の視点から考える授業を行いました。身近な公共施設や公共サービス、道路交通法や食品衛生法による規制など、日常生活に密接に関わる事例を取り上げ、「公共の福祉」と個人の自由との関係について分かりやすく解説しました。さらに、水道水源を守るための条例づくりや、データセンター建設をめぐる近年の課題など、自治体が直面する具体的な事例を取り上げ、法が社会のルールづくりや課題解決にどのような役割を果たしているのかを分かりやすく紹介しました。
授業の締めくくりとして、「公共」は行政や政治だけではなく、主権者である一人ひとりの関心や参加によって形づくられるものであることを確認しました。参加した生徒の皆さんにとって、本学で学ぶ法学を身近に感じるとともに、法学部への進学や将来の進路について考える契機となりました。