法学部4年次生の佐久間さんが「外国語スピーチコンテスト」で教学部長賞を受賞しました

湘南キャンパス松前記念館講堂で12月1日に、「第17回外国語スピーチコンテスト」が開催され、法学部法律学科4年次生の佐久間浩司さんがスペイン語代表として出場し、準優勝にあたる教学部長賞を受賞しました。このコンテストは、本学国際教育センターが学生のさらなる語学力の向上と国際舞台で活躍する人材の育成を目指して毎年実施しているものです。

当日は、中国語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、コリア語、スペイン語の計6言語で代表者2名ずつ全12名が登壇。約500名の観客を前に、個性豊かな内容のスピーチを披露しました。その中で、「夢のために」と題して家族の話を語った佐久間さんは、社会人学生として学び、「将来はファッションモデルになりたい」という夢を持つ小学校1年生の娘がいることや、娘がその夢をかなえるために、親として何をしてあげられるのか考えたエピソードを紹介。「弁護士を目指している法学部の友人や、所属する会社の先輩に相談し、夢のために頑張っている人に共通しているのは覚悟や熱意を持っていることだと分かりました。そして、私は娘に”もしモデルになりたいなら、つらいことがあっても絶対にあきらめないで努力するんだよ”と話しました。それからはピアノの習い事も熱心に頑張るようになり、ファッションモデルに必要な『自分に自信を持ちアピールする力』がついたと思います」と、周囲からのアドバイスを子育てに生かした経験談を語りました。教学部長賞の受賞について、「最優秀賞にあたる学長賞は逃しましたが、毎日準備を重ねて本番を迎えたので、やりきったという気持ちが強いです」と笑顔を見せました。

社会人として働く中で、コンプライアンス問題の改善や、企業や組織運営に携わる総務の仕事に興味を持ち、法学部で学ぶことを決めた佐久間さん。4年間の社会人学生生活を振り返り、「一度企業で働いた経験から、一般の学生とは違う視点から学べたことも多い。今回のコンテストは、法学部の先生や友人、会社の先輩、そして家族への感謝の思いを伝えようと臨みました。幅広い分野について学んだ経験は、再び働き始めたときに役立つものだと思います」と話しました。

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