付属相模高校で本学出身の弁護士による出前講義を実施しました

法学部法律学科では12月13日に付属相模高校で、本学出身の弁護士による出前授業を実施しました。本学の教員が付属高校で実施している1、2年生対象の学部説明会と本学への推薦候補となっている3年生との面談に合わせて、秋学期から新たに始めた取り組みです。

今回は、付属相模高校卒業後、法学部と本学の法科大学院(専門職大学院実務法学研究科)を経て弁護士として活躍している田代宰さんが学部説明会に出席。高校生たちに向けて法学部に進学した経緯や法学の魅力を説明し、「最初は難しいと感じるかも知れませんが、法学的な考え方が理解できるようになると急に面白くなる学問です。今、弁護士として働けているのは、東海大学で学んだことが基礎になっていると実感しています」と語りました。また弁護士バッジを生徒に手にとってもらいながら、「このバッジには公平の象徴である天秤と正義の象徴であるひまわりが彫られています。その精神をもとに、民事や刑事の事件をあつかうのが弁護士の仕事です。活動の範囲も広く、裁判だけでなくそれぞれが自分なりに勉強しながら公益活動を行うという側面もあります。法律は人々が暮らしていく上で守るべき最低限のルール。その法を生かす大変魅力的な仕事だと感じています」と語りました。

生徒からは、「弁護士になることの大変さを知り、今からきちんと勉強しておかなければならないと感じました」「大学に入ってからでもしっかり勉強すれば弁護士にもなれると勇気がわいてきました」といった感想が聞かれました。

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