「法学検定試験説明会」を開催しました

法学部では、6月8日に「法学検定試験説明会」を開催しました。この試験は、日弁連法務研究財団と商事法務研究会が毎年開いている法学全般に関する日本唯一の検定試験です。公務員試験や各種資格試験対策の基礎固めができるだけでなく、大学で何を学んできたかを客観的に証明でき、就職活動にも役立つことから、本学部生も毎年数多く受験しています。1年次生から2年次生が対象となるベーシック<基礎>コース、2年次生から3年次生が対象のスタンダード<中級>コース、3年次生から大学院修了者を対象としたアドバンスト<上級者>コースの3つに分かれており、昨年度は、スタンダードコースで1年生の合格者が10名を超える成績を残しました。今年度は、いっそうの成績向上と受験者数の増加を目指し、初めて説明会を企画しました。

学年ごとに実施した説明会では、法学検定試験委員会事務局の中條信義事務局長が登壇。この検定試験は、新堂幸司元東海大学教授が試験委員長として本学在職中に始められたというエピソードも交えながら、試験の概要を説明し、「公式問題集から6、7割の問題が出題されるので、しっかり対策を練りましょう。ただし、単なる暗記ではなく、出題意図を理解することが大切です」とアドバイスを送りました。司会を務めた藤中敏弘准教授は、「今年度の試験は12月3日に湘南キャンパスで行われる予定です。1年次生は、志を高く持って受験してもらいたい。2、3年次生には、公務員試験や法科大学院への進学試験の対策として活用してほしい」と話しています。

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