金堀沢遺跡調査チームが勉強会を開催しました

 松本建速教授が指揮する金堀沢遺跡(青森県六ケ所村)の発掘調査が、2年ぶりに今夏再開されます。同調査には、考古学専攻の科目「フィールドワーク実習2」の一環として、2年生を中心とする考古学専攻生も参加します。今年は、平安時代の住居跡に備え付けられたカマドの調査を行う予定です。

 例年、金堀沢遺跡調査チームでは、発掘調査の事前学習として、調査に参加予定の学生が主体となって、その年の調査テーマを題材とした勉強会を開催しています。今年も6月から7月にかけて、六ケ所村や関東地方の平安時代のカマドの調査例を収集・検討し、グループに分かれた発表する勉強会を行いました。7月18日に最後の勉強会を終えて、いよいよ8月末から現地調査が始まります。コロナの感染状況が心配ではありますが、2年ぶりの金堀沢遺跡調査の再開を関係者一同楽しみにしています。