医学部付属病院では7月16日に厚木市のホテルで、2026年度「医療連携の会」を開催しました。特定機能病院としてさまざまな高度医療を開発・提供するとともに、急性期医療における地域の中核的医療機関としての役割を担う当院が、近隣の医療機関とのさらなる連携強化を目的に実施しているものです。4回目となる今回は、付属病院が所在する伊勢原市をはじめ、平塚市、秦野市、厚木市など神奈川県湘南西部・東部、県西、県央地域の医療機関などから約170名が参加。当院からは、例年参加していた各診療科長に加え、中心になって診療を担う医師らも参加し、約90名が出席しました。



第1部では、初めに病院本部の渡辺雅彦本部長が「医療連携の会」を始めた経緯を振り返り、「地域医療の発展のため、皆さまにご協力をいただきながら、たゆまぬ努力を続けてまいります。この会が医療圏のさらなる充実につながるよう願っています」とあいさつ。続いて小川吉明病院長が、当院の理念や基本方針、最近のトピックスを説明し、「今後も地域完結型医療の中核病院として、 “断らない病院、愛される病院、責任を持って対応する病院”を目指し、安全で心温まる医療を提供していきます」と語りました。その後、今年度に教授に昇格・就任した6名を紹介しました。
講演では、今年度新設した脳卒中センターの永田栄一郎センター長が、急性期脳卒中診療のさらなる充実と、地域で患者を支える循環型医療体制の構築を目指す取り組みを紹介。膵臓・胆道疾患センターの岡田健一センター長は、消化器外科・内科をはじめ、臨床腫瘍科や病理診断科などと連携した最先端の診断・治療法について説明しました。スタッフ支援センター復職支援室の寺尾まやこ室長は、出産・育児や介護、病気療養と仕事との両立や、休職・離職後の復帰を目指す医師へのサポート活動を紹介しました。



続いて事務部の中村晃司部長が、医学部と付属病院の創設50周年記念事業の一環で建設中の「新医学部棟」の進捗状況を動画で紹介。最後に大上研二医学部長が、「皆さまには、診療のみならず学生の教育にも多大なるご協力をいただいています。顔の見える関係をさらに深め、質の高い医療の提供に努めてまいります」と第1部を結びました。
会場を移して実施した第2部では、小柳和夫副院長のあいさつ、秦野伊勢原医師会の秋澤孝則会長による乾杯のごあいさつに続き、参加者が地域医療の課題や連携のあり方、最新の診断・治療法などについて意見交換。最後に守田誠司副院長が来場者への謝辞と閉会の言葉を述べました。参加者は、「以前、この会でお会いした先生を通じて付属病院の研修会や勉強会に参加するようになりました。当クリニックのスタッフのモチベーションも高まっており、感謝しています」「今後も県西部の“最後の砦”として最先端の情報や診療を提供し、地域医療をリードし続けてほしい」と期待を話していました。