「Sport Policy for Japan2017」で萩ゼミが最優秀賞、秋吉ゼミが優秀賞を受賞しました

体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科の萩裕美子教授のゼミに所属する学生4名が、10月21、22日に立教大学池袋キャンパスで開催された「Sport Policy for Japan2017」(SPJ、主催=笹川スポーツ財団)で最優秀賞に輝きました。また、本学科の秋吉遼子特任助教のゼミに所属する学生4名も次点の優秀賞を受賞しました。

SPJは、日本のスポーツの現状や将来について問題意識を持つ全国の大学3年生が、政策への提言を持ち寄り、意見を交換する場として毎年開催されています。本学科3年次生の横山和之さん、島田拓実さん、新谷咲希さん、市川歩実さんの4名による「萩ゼミAチーム」は、「オフィススポーツの新しいカタチ―中小企業に向けた政策―」をテーマに発表。働く世代(20~40代)のスポーツ実施率の低さに焦点を当て、健康経営の推進や国・自治体との連携、助成金制度の活用など、課題解決に向けた政策を提案しました。チームリーダーの横山さんは、「まさか最優秀賞をいただけるとは思わなかったのですが、自分たちの考えを評価していただきとてもうれしく思います」と笑顔を見せます。発表内容については、「地方や中小企業でも、従業員のスポーツ推進ができるように国の助成金制度などを調べて提案しました。審査員の方からは“ホットな話題で面白かった”と興味を持っていただけました」と振り返りました。指導にあたった萩教授は、「提案資料のまとめ方や課題の抽出、解決策の提示がしっかりできていたと思います。毎年参加校の提案レベルが上がる中、最優秀賞を受賞したのはとても喜ばしいことです」と評しました。

一方、優秀賞を受賞した秋吉ゼミの沖拓夢さん、橘尚志さん、中谷優太さん、上杉昂矢さんの4名は、「スポーツボランティアを身近に~チャレンジデーをモデルにした新規事業の提案~」をテーマに発表。スポーツイベントに欠かせない存在であるボランティアについて、仕事内容や経験者の割合を分析し、自治体と連携してスポーツボランティアが体験できる新規事業を考案しました。秋吉特任助教は、「テーマ決めから抄録の作成、プレゼンテーションの練習まですべて学生が主体的に動き、本番は原稿を見ずに来場者へ訴えかけるスピーチができていました。こうした経験はいつか社会に出たときに必ず役立つものだと思います」と語りました。

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