男子バスケットボール部の津屋選手が「デフバスケットボールU21世界選手権大会」で大会MVPと得点王に選出されました

湘南キャンパスの男子バスケットボール部に所属する津屋一球選手(体育学部競技スポーツ学科2年次生)が、7月6日から14日までアメリカ・ワシントンDCのギャローデット大学で開催された「第3回U21デフバスケットボール世界選手権」にU21日本代表として出場。チームは準優勝となり、得点王を獲得した津屋選手は大会MVPに選ばれました。

本大会は聴覚障害を持つ21歳以下の選手によるデフバスケットボールの世界大会で、男女日本代表は今回が初めての出場でした。男子チームは、予選Bグループでポーランド、ギリシャ、スペイン、カナダと対戦。3勝1敗で決勝トーナメントに駒を進めると、リトアニアに85-58で勝利し、予選で敗れたポーランドにも91-66と快勝。決勝ではアメリカに63-81で敗れたものの、大会初出場ながら準優勝となりました。

津屋選手は生まれつき両耳が聞こえにくいものの、普段は補聴器をつけてバスケ部の一員としてプレーしています。並行して高校時代からデフバスケの代表練習にも参加しています。津屋選手は大会を終えて、「予選の1試合目でヨーロッパ王者のスペインに勝てたことがチームにとって大きな自信となり、その後も世界の強豪チームを相手に勝ち進むことができました。決勝でアメリカに敗れてしまいましたが、世界選手権で戦えたことは自分のバスケ人生においてとても大きな経験となりました」と振り返ります。また、大会MVPと得点王獲得については、「とても光栄なこと。チームメートをはじめ、監督やコーチ、トレーナーなど一緒に戦った仲間のおかげで選ばれたと思うので感謝したい」と笑顔で語りました。

デフバスケU21 (1)_525.jpg

デフバスケU21 (2)_525.jpg

デフバスケU21 (3)_525.jpg